【iPhone7】コピーパネル→液晶純正パネル

このところ中古のスマホ業界が活況を呈しており、iPhoneのネット上での個人売買が盛んに行われているのですが、それに伴い購入後の端末のトラブルが増えております。
今回ご紹介させて頂くお客様は、以前iPhone7を中古で購入したそうなんですが、購入後少ししてから「なんだか画面がおかしい」と感じ、いろいろと検索している間にうちを見つけられて、今回後楽園店にご修理依頼をしてくださったとのことでした。
ありがとうございました^^
うちも中古iPhoneの販売が非常に好調なのですが、売れ筋はやはりiPhone7です。

8は中古としてはまだちょっと高いのと、ネットワーク制限○があまり出回っていないですし、iPhone6Sとなるとちょっと古くて動作が遅いので、iPhone7が価格的にも性能的にもちょうどいいのだと思います。
さて、今回のお客様の端末に取り付けてあった画面なのですが、お客様のおっしゃる通りコピーパネルが取り付けてありましたが、今回のコピーも結構出来が良かったです。
実際のパネルの写真を掲載致しますね。
左がお客様の端末に取り付けてあったコピーパネル、右が当社の液晶純正パネルです。

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とまぁこう見るとかなり違う感じがするのですが、写真だと実際の状態が上手に映らなくてですね。
実際はもっと色合いも白っぽくて明るさも純正とほとんど変わらない印象を受けました。
先日ご紹介させて頂いたiPhone8のお客様に取り付けてあったコピーパネルと非常によく似ておりました。
先日の8の方がうまく撮影できましたね。

もうひとつ、斜めから撮影してみました。

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斜め、やばいですよね。笑
これは割と実物と見え方一緒です。

こういうものが「スーパーコピー(SC)」と言われる他店が一般的に画面交換で使用しているフロントパネルではないかと思います。
うちにご修理をご依頼いただくお客様はみなさん細かいことに非常によく気が付くタイプの方が多いため、コピーパネルということに気付かれてしまっておりますが、非正規店を利用する8割以上の方はこのレベルよりもっと質が悪くても気付かないで使っています。
なぜスーパーコピーを使うのかというと、もちろんお客様に黙ってコピーパネルを出しているため気付かれてしまうとトラブルになるので「気付かれないように」ということが1番かと思います。
現に多くの非正規店の思惑通り、今もコピーパネルが取り付けてあることなど気付かないで使用されている方が日本全国五万といます。
ま、知らぬが仏ですので、気付かない方が逆に幸せかと思いますが、修理店側は気付いている人もいるということを忘れない方がいいのではないかと思います。
しかし、経営戦略的に「気付く2割よりも気付かない8割を重視している」こともあるかと思いますので、それはそれで仕方のないことですよね。
修理店側だって別に慈善事業でやっているわけではないので「多数派の8割を対象に運営しているんだ」という方針であれば、それもまた正解だと私は思います。
2割の方が8割を重視している店に行かなければいいだけです。
だからそこに関して責める気はないのですが、だったらやはり、せめて修理前に「これは互換品です」ということをお客様に言ってあげるべきではないのかな、とは思います。
ちゃんと選択肢をあげるべきですよね。
それこそが「悪質」だと思われる所以ではないかと思います。

うちには日本全国から「非正規店で画面交換したら、画面がおかしくなってしまった」というお問い合わせが毎日のように寄せられるのですが、うちはiPhone8までしか取り扱いしていないため、iPhone8Plus,iPhone X,iPhone XS,iPhone XRの4機種に関しては修理を承ることができません。
(XS Maxはお問い合わせはまだ無いです。)
この4機種に関しても上記のお問い合わせは頂いているのですが、現状対応できないため、お断りしております。
需要があるのにお応えできないのは心苦しいのですが、今はまだ世の中で起きる不具合を見て検証している段階なので、今のところは始める目処も立っておりません。
十分な検証をせず修理を始めてしまい、結果壊してしまったら責任を取らないといけない(弁償)ため、私たちは十分な検証をしてから修理を始めたいという考えです。

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話を今回のご修理事例に戻しますが、元々しっかりと明るさのあるコピーパネルだったのと、基盤側にも問題があったので(下に記載の通り)画面交換後、輝度に関してはそれほど大きな変化はありませんでした。
操作感も少し触る分にはそこまでカクカクしていなかったため、ネットサーフィンをする分にはコピーのままでも問題ないように感じました。
このコピーパネルとうちのパネルの決定的な違いは「表示の濃淡」と「色合い」ですかね。
写真だとわかりづらいのですが、先日の8のように色が白飛びしており、印象として「薄いな」と感じました。
それが画面交換後はハッキリとしっかりと表示された印象でしたね。
それと、元のコピーは黄色っぽい。
これも8の時と同じで、黄色っぽいような緑っぽいような、そんな色合いでした。
先ほど「操作感も少し触る分にはそこまでカクカクしていなかったため、ネットサーフィンをする分にはコピーのままでも問題ないように感じました。」と書きましたが、しかし、画面交換してみると、やはり全然違いましたね。
滑らかさかな。

今回は元々のコピーの出来がそこまで悪くなかったのと、端末の基盤の問題で本来の明るさまで輝度が戻らなかったため、ご修理後状態を実際に確認して頂いて、最終的に修理していただくか決めていただきました。
これ、たまにあるんですよね。
基盤側の問題でそもそも暗くなってしまっていること。
そこにコピーパネルを取り付けているもんだから、余計「暗いな」という印象を持たれてコピーパネルだと気付かれてしまったんだと思います。
基盤側が原因で暗くなっている場合には復元していただくしかないため、お客様にもそのようにお伝えしました。
最終的に「交換して欲しい」というご希望だったので、液晶純正パネルに画面交換してお返しさせていただきました。
個人的には復元する前に液晶純正パネルに戻しておいて良かったと思います。
私たちはコピーパネルを取り付けた状態で復元することはまずありません。
なぜなら、端末がおかしくなるリスクが上がるからです。
店の端末をアップデートする際に、もし、その端末にコピーパネルが取り付けてあったら、必ず純正に交換してから行います。
ですので、今回のお客様の端末においても、直るかどうかは復元してみないと分かりませんが「純正に交換してから復元する」という順番で進めたのは、非常に良かったと思います。
コピーパネルは基盤にとっては異物です。

ということで、今回のご修理はiPhone7のコピーパネル→液晶純正パネルに交換で、ご修理料金は14,980円でした^^
お客様ご利用誠にありがとうございました!